働く人の声

助産師の地域での活動

小学生~高校生、またその保護者を対象に、生や性についてのお話もしています。
児童生徒へは、それぞれの発達段階に合わせた方法や内容、助産師だからこそ伝えられる現実をお伝えしています。
中学校のPTAでは「思春期の性」というテーマでお話しに行ってきました。
中学生へは、1学期に学年ごとにお話をしました。
今回はその内容を保護者のみなさんにお伝えし、思春期と性について様々な分野の研究結果や調査データ、
海外での性教育の内容、さらに、親御さんがご自分を大切にし、満たされた状態でおられることは、
ご家族に対する愛情の示し方の一つになるのではないでしょうか、というようなメッセージもお伝えしました。
「へぇ、そんな考え方があるのか、取り入れてみよう」
「うちの子が特殊なんだと思ってたけど、人工知能や脳科学の研究で『そういうもん』なら、そこまで気に病む必要ないか!」
「あれ?私って頑張りすぎてるのかもしれない。もう少し気楽にやってもいいのかな」
など、今のご自分に合ったものを取り入れていただけるよう、様々な情報をお伝えすることを心がけています。

助産師は何かを"教授する″人ではなく、"一緒に考える人”や今の自分にフィットする"耳寄り情報を持っている人"という関係で
いたいと思っています。
お産も、助産師は"助ける"人で合って、助産師が"産ませる"のではありません。いつも中心には、妊婦さん、赤ちゃん、お母さん、
思春期、女性(もちもん男性も。そして性は二つだけではなく、グラデーションのようなものだともいわれています)…がいます。
「自分らしい、楽しい人生を送るために、ほしい時にほしいサポートをくれる人(もちろん、必要な時には、聞きたくない事実を
お伝えすることもありますが…こればかりは綺麗ごとだけではない世界ですので…)」として、病院でもみなさまのお越しをお待ちしております。

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