離島看護師体験談⑦

投稿者: kikaihp 投稿日:

看護師経験がほとんどなく留学後でブランクもあった自分は、派遣会社の“南の島で、奇麗な海に癒されながらお仕事”の謳い文句にまんまと釣られてしまったのですが、循環器に整形になんでもありの病棟で、当初は周りに迷惑ばかりかけていました。それでも延長してしまったのは、(このまま去るわけにはいかないという悔しさもありましたが)、離島だからこその人々の思いに引き留められたのだと思います。

島にただ1つの小さな病院。できる治療も残念ながら限られるし、他病院からの応援スタッフの割合も多い。それに対し、島外転院の提案に「ここでできることで十分。島を離れたくない。」と笑顔を作るおじぃおばぁがいる。再入院で「旅の看護師(※)さん、まだ居てくれたのね。みんなすぐに居なくなってしまうから。」と喜んでくれる方がいる。 その方々のために、こんな自分でも少しでも何か出来ればと思ってしまうのです。

出身地も経験も様々な背景を持つ看護師が集まるためか、今いる病棟は年齢に関わりなく相談しあえる雰囲気だと思います。
これまでと求められるものや状況も全く違うかもしれません。もどかしさや歯がゆさをたくさん感じるかもしれません。けれど、「こんな遠い島によく来てくれたね」と歓迎してくれる、島を愛する熱い人々はたくさんいます。その方々に会いに、とりあえず一度来てみてください。

(※)「旅の(看護師)」とは、島外出身の派遣や応援で病院に勤めている方々に対する島独特の表現。

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