【応援者コラム】平林ちよみさん(看護師)

1. 喜界島にきたきっかけ

東京で看護師をしていた時に、知り合いが喜界島で栄養士として働いていることを知り、休みを利用して喜界島に一人旅へ。
旅する中で、出会った島民の方々の温かさに触れて、心がほっこり。
また、病院見学や訪問看護に同行もさせて頂き、「心と心が通う医療」を目の当たりにしました。「いつの日か看護師として、この島で働いてみたいな」そんな思いが生まれました。
もともと島嶼医療にも興味があったため、旅から1年後に東京の病院を退職。喜界徳洲会病院で働きはじめました。

2.仕事をして感じたこと

・看護師としての対応力が広がる
人口 7000人余りの島民に対して、核となる病院は喜界徳洲会1つのみ。
当然、老若男女問わず、様々な主訴を持った方が来院されていました。
重症度も多岐にわたり、クリティカルなケアを必要とする超急性期から、自然災害に伴う避難入院まで。他の応援看護師の方も振り返っていられるように、ジェネラルな対応が求められました。
・「島外での治療は望まない」
首都圏であれば、「搬送→診察→検査→処置・手術→入院→退院」と行った流れが、容易である環境が多いと思います。私が以前、勤務していた場も、当たり前のように治療ができる環境でした。
しかし、医療資源が限られている環境では、その流れを一貫して行うことは難しく、喜界島も例外ではありません。
患者さんの「島に残りたい」気持ちと、家族が「島外で治療をしてほしい」気持ちが、葛藤する現場にも幾度となく立会い、その度に考えさせられました。
・魅力的なスタッフの方々との出会い
同じ病棟のスタッフはもちろん、他病棟やコメディカル、事務、売店のおばちゃんまで。院内で会う方と「おはよう!今日もいい天気だね!」なんて笑顔で挨拶できる、風通しが良い環境でした。
また、日本各地から応援できているスタッフとは、“喜界島で出会ったからこそ”できる刺激的な会話も生まれ、一期一会を楽しむこともできました。

3. 休日の過ごし方

大好きだった1日の過ごし方は、家から自転車で10分のスギラビーチでコーヒーを飲みながら、のんびり。同僚のイケメン看護師に、SUPを教えてもらい、エメラルドブルーの海面に浮いて、のんびり。終わったら、夕陽が沈むのを見ながら片手にビールで、のんびり。
また、天気が良い日は、海岸線と小さな空港を横にランニング。このコースは、とっても贅沢な環境で、毎日違う景色と空気に胸が躍ってました。
食事に関しても、島の方から新鮮な野菜や海産物をもらって、旬を美味しく頂く喜びを感じ。ときには、島の特産物を使ったカフェで癒されました。喜界島特産の黒糖焼酎とヤギを美味しく頂きながら、充実した生活を送ることができました。

4. 派遣を終えて思うこと

「なにもないのによくきたね〜」
喜界島で暮らしているときに、よく言われた言葉です。はじめは確かに、モノがないことで困ることもありました。
しかし、喜界島で生活するうちに、“結いの精神”が育む、人との繋がりや助け合いで、何かをすることに困ることはありませんでした。
「都会にはないけれど、喜界島にはある」
仕事でもプライベートでも、そんな出会いはたくさんあると思います。

また、必ず訪れたい場所の一つになりました。ありがとうございました。

 

2018-03-16 | Posted in 応援者コラムComments Closed 

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