【応援者コラム】津玄徳さん(理学療法士)

長崎北徳洲会病院で理学療法士として働き始めて2年。半人前すぎる私に、『応援へ行く』という機会が訪れました。場所は鹿児島南西部、奄美群島の一つに属する喜界島。最初はどこにあるのか、何があるのかも一切わからない状態。しかし、長崎の離島で生まれ育った私にとって、喜界島での生活は楽しみで仕方がありませんでした。そして2016年3月31日、大きな期待とほんの少しの不安を胸に喜界島に降り立ちました。

喜界島で理学療法士として3年目のスタートを切り、他では決してできないような経験を数多く積ませて頂きました。見たこともないような疾患の方のリハビリや、道具が不足している中でいかに工夫したプログラムを立てる事ができるか、圧倒的な人員不足、多忙すぎる業務の数々。のしかかる責任も大きく1日1日が勝負の3ヶ月間でした。勉強ももちろんですが、これらを成功させる為には今までの常識は捨て、島に染まる事が一番の近道であると思いました。適応力や独創性は大いに育まれ、気が付けば私は大きく成長していることを実感し自信を持つ事ができました。

そして何より、かけがえの無いものは人との繋がりです。島の人々はいつでも家族のように暖かく、共に仕事をした仲間は兄弟のように慕いました。満天の星空の下語り合い、一緒にダイビングのライセンスを取り、どこまでも続くサトウキビ畑でジャンプして・・・と、喜界島の大自然で何度息を飲んだことでしょうか。こんなにも幸せに満ち溢れた応援期間となったのもみんなが居たからこそです。

私の故郷である長崎県五島列島は、離島僻地医療の中核となる病院が存在し、長崎県全体でも日本有数の離島僻地医療を展開しています。喜界島もそれに通ずるものはありますが、やはり立地のハンディキャップは拭いきれません。天気が悪ければ飛行機もヘリも飛べなくなり、残る道は海路のみ。私は理学療法士として直接的に関わることは少ないかもしれませんが、出来ることはゼロでは無いと思います。喜界島の現状を知ることができた今、帰ってきた私達に出来ることは『発信』していくこと。少しでも多くの人にこの素晴らしい島の魅力を伝えることが、さらなる幸せを呼ぶ第一歩ではないでしょうか。

3ヶ月という長いようで短すぎる時間、こんなにも素晴らしい島でこんなにも素晴らしい仲間たちと共に仕事が出来たことは私の宝物です。
振り返ると感謝の気持ちしかありません。

またいつか必ず帰ってきます!

うふくんでーた(ありがとうございました)!!

 

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2016-07-11 | Posted in 応援者コラムComments Closed 

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